介護職員初任者の重要性

  高齢者や障害のある人のサポート役

 

介護職員初任者の仕事は、高齢者や障害のある人をサポートしていく役目があり、その重要性は社会のなかで欠かせないものだと言えるでしょう。例えば、自宅で暮らしていくのが自分ひとりでは困難な高齢者が、施設などに入らなくても自分の家で安心して暮らしていけるように手助けをしたりします。

 

高齢者の生活の質を維持していくこと、そして精神的にも安定した暮らしができるようすることが目的です。

 

また、高齢者の場合は老化現象によって体力や機能が低下してしまい、それまでできていたことができなくなるということも考えられます。そのときに、自分1人で無理をしながら不安定な生活をしていくよりも、介護職員初任者のサポートを受けることで、自分ができる範囲のことは自分でおこない、できないことのみ介護サポートを受けることができるようになります。

 

ですから、高齢者が自立した生活を送るという点においても、介護職員初任者は重要な役目を担っていると言えます。

 

  利用者とその家族を支える

 

介護職員初任者の重要性として、サービスの利用者だけでなく、その家族の支えにもなるという点が挙げられます。介護というのは、介護サービスを受ける人の状態によっては家族にかかる負担が大きいことも充分に考えられます。

 

そんな時に、介護職員初任者は、家族だけでその問題を抱え込むことがないよう、家族の負担を少しでも減らせるよう、介護のプロフェッショナルとして利用者の生活をサポートしていきます。

 

もちろん介護に関わるアドバイスなどが中心とはなるでしょうが、それと同じくらいにコミュニケーションも重要になります。良好なコミニケーションを取ることとで、利用者本人の不安を和らげることにもなるし、介護の負担がかかる家族を安心させることにも繋がります。まずは、相手の話をよく聞くという姿勢が大切になってきます。

 

介護職員初任者は、最終的な目標として、介護の仕事をするだけでなく、利用者やその家族にとっても欠かせない存在になることを目指していくべきでしょう。

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