資格取得者の傾向

  女性が活躍している現場

 

介護職員初任者研修の資格取得を目指している人は、男性よりも女性が多い傾向にあります。ただし、ホームヘルパーの現場を見てみると、男性ヘルパーも徐々にですが増えてきていることがわかります。

 

また、介護福祉士へのキャリアアップの道筋が今まで以上にわかりやすくなったことで、今後、男性の資格取得者が増えてくることも予想されています。これらの動向を考慮しても、まだまだ多くの女性が活躍している現場であると言えるでしょう。

 

年代に関しては、若い人が手に職を付けるために資格取得を目指すというケースが多くなっています。その1番の要因は、就職難の時代であっても、人員不足の施設もかなり多く、有資格者に対する需要が高い業種だからです。

 

一方で、家族の介護が必要になったことで資格取得を目指す中高年層の人もいます。ですから、10代から60代くらいまでの幅広い層が受講する傾向が強いと言えます。

 

いずれにしても、高齢化社会の日本において、介護職員初任者は、これからも欠かせない存在となる事は間違いないでしょう。

 

  ボランティア精神と介護の仕事

 

介護職員初任者研修を受講、資格を取得してホームヘルパーの仕事に就きたいと考えている人のなかには、ボランティアなどの経験によって介護の仕事に興味を持ったという人も数多くいます。

 

あるいは、具体的なボランティア活動ではなくても、人の役に立ちたい、困っている人の手助けをしたいということで、介護職を目指すという人もいるでしょう。単純に仕事をして、生活のためにお金を貰うというだけでなく、ボランティア精神が不可欠な職種なのです。

 

他にも、おばあちゃん子だった、おじいちゃん子だったという人もたくさんいます。実際に身近な家族が介護を必要としているから、あるいはそういう状況になる前に、介護に関する知識と技術を身に付けておきたいという人もいるでしょう。

 

このように、介護職員初任者研修によって資格取得を目指している人には、さまざまな理由が考えられます。その根底にあるものは、人のために働きたい、人の役に立ちたいという慈善の心だと言っても良いでしょう。

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