年収はどれくらい?

  ホームヘルパーの平均年収

 

ホームヘルパーの仕事というのは、社会の中で大切な役割を果たすものですが、給与の面ではあまり恵まれていないというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

 

実際の所、普通の会社に勤めるよりも賃金が少ないということは確かです。ただし、改善の兆しがまったくない訳ではなく、国が介護報酬の引き上げを決めたりと、給与の面では徐々に良くなってきているというのも事実です。

 

平均年収で見てみると、280万円前後だと言われています。これはホームヘルパー全体の平均となっているので、勤続年数によってはもっと差が出てくることもあると思われます。

 

若い世代では、200万円台の前半となっています。また、これまではホームヘルパーの1級、2級、3級という資格の種類によっても仕事内容と給与に違いが出ることもありましたが、今後は介護職員初任者研修に移行しますから、給与体系にも多少の変化が起こってくるだろうと予想されます。

 

  男女間の差や就業先による違い

 

ホームヘルパーの仕事は、いまのところ圧倒的に女性が多いです。全体では8割ほどが女性だと言われています。

 

しかし、男性スタッフの需要というのも高いですし、これから資格を取得したいと考えている男性も数多くいます。現在、男性と女性の年収にそう大きな差はありませんが、男性と女性ではおこなう仕事も変わってきますから、賃金にも若干の差が出てくるだろうと考えらます。

 

それでも女性が活躍している職場であることは変わりありません。給与の面でも平均年収を比較すると、男性の場合が290万円程度、女性の場合で285万円前後と、従事者全体で見ると現状ではほぼ変わりありません。

 

ただし、非正規雇用のパートやアルバイトの場合も多いので、日勤と夜勤など勤務時間によっても違いは出てくるだろうと考えられます。

 

さらには、有料老人ホームなどのような就業先の場合、ほかの事業所よりも給与が高くなる傾向が強いです。就業先選びのときに時給や待遇を比較しておくと良いでしょう。

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